仮想通貨のFXや先物取引ができるBitMEXとCryptoGTを比較してみました。
どちらも海外の取引所で、海外ではこの2つの存在感が目立ってます。
もちろん海外のFX業者(外国為替がメイン)も、いくつか仮想通貨関連のFX商品を提供している状況です。
やはり海外の場合、高いレバレッジが何より魅力的です。
リスクもある反面、少額の投資でも予想が当たったときに利益が出てくれるので、そこは海外ならではメリットといえるかもしれません。
BitMEXはアカウント新規作成で6ヶ月間、手数料が10パーセントOFF
Contents
BitMEX(ビットメックス)とCryptoGT(クリプトGT)の違い
どちらも追証がないところは同じですが、手数料など違うところがたくさんあります。
追証とは追加証拠金の略で、取引でいくら損を出そうとも、後からお金だったり仮想通貨を取引所に差し出す必要がありません。
借金(債務)も背負うことはないです。
損失のときに、入金しないと次回からの取引が始めれないということもありません。
レバレッジを比較
レバレッジが大きければ大きいほど、投資する金額を最少に抑えつつ、大きな利益が狙えるのは確かです。
BitMEX | CryptoGT |
最大100倍程度 | 最大200倍程度 |
どちらの取引所も、国内に比べると最大の倍率がでかいです。
国内の取引所だと20倍程度の倍率が最高ですからね。
(国内でもトップのLiquid by Quoineで最大25倍)
特に、CryptoGTは最大200倍とBitMEXより高倍率なのがわかります。
取り扱い商品や銘柄・通貨ペアを比較
BitMEXは主に先物取引(一部FXもあり)を提供し、CryptoGTは仮想通貨FXサービスを提供しています。
ただ実際はレバレッジをかけた証拠金取引で相場を予想し、下げ相場でも利益を出せる仕組みは同じです。
どの仮想通貨に投資できるのかですが、下のように銘柄に違いがありますね▼
CryptoGTが種類は一つ多いです。
そして赤い文字にした仮想通貨で取り扱いに違いがあります。
証拠金に使える仮想通貨を比較
続いては証拠金として使える仮想通貨の種類を比較してみました。
どちらも日本円を使っての取引はできないし、日本円の入金もできません。
BitMEXではすべての商品(仮想通貨)に対してビットコイン(XBT)を使います。
なのでビットコインの入金のみが可能。
CryptoGTでは7種類の仮想通貨を証拠金に使えます。
入金できるのも7種類の仮想通貨の一覧です▽
ビットコイン(BTC)・ビットコインキャッシュ(BCH)・イーサリアム(ETH)・ダッシュ(DASH)・ライトコイン(LTC)・モネロ(XMR)・リップル(XRP)
取引方法や取引ツールの比較
取引方法も違いがあります。
- BitMEX(ビットメックス)は登録ユーザーが取引相手
- CrypyoGT(クリプトGT)は2WAY方式といって取引所が取引相手
クリプトGT取引所との取引になるので、あとでいうようにスプレッドを載せた価格が指定されることにもなり、不利な場合も確かにあります。
ただ注文は簡単ですね。
BitMEXでは、オーダーブック=取引板というのがサイトにありますが、
登録しているユーザーの間で注文の売り買いがされていて、相場の状況に合わせた注文をすることができ、注文方法もいくつか用意されています。
注文が通らないという自体も状況によっては多々あります。
取引ツールに関しても、違います。
CryptoGTでは、MetaTrader5というアプリケーションを使用。
MT5ともいいますが、スマホだとAndroid・iPhoneの両方でアプリが出ています。
それにもちろんWeb版のものもあるのでパソコンからも取引が可能です。
BitMEXでは、ウェブサイトで取引をするのが一般的です。
なのでスマホやPC、タブレット等でサイトから取引をします。
スマホアプリは今のところありませんね。
BitMEXの取引システムも結構、優秀な方なのであまり落ちたりもしませんが、MT5のほうが性能は良いです。
MT5は、いろんな証券会社・FX業者で利用ができるアプリケーションです。
スプレッド・手数料の比較
株や外国為替のFXのように、何回も取引をすることで、利益も増していく可能性があるのが取引ですが、その際、ネックになるのが手数料。
手数料が安いところにユーザーさんが集まるのは昔からの流れで共通しています。
まずCryptoGTですが、国内と比べると、スプレッドが小さいものの(=手数料が安い)、BitMEXよりは平均して大きいです。
これは先ほどの取引方式の違いも関係していて2WAY方式の場合はどうしてもスプレッドがより大きいからです。
もちろん相場の状況や通貨ペアによってもスプレッドは違うし、時の経過とともに変動するので要注意。
・CryptoGTのスプレッドの例(買い・売りの新規注文を入れたとき)
BTC/JPY | 0.09% |
ETH/JPY | 0.46% |
XRP/JPY | 0.46% |
BitMEXはほぼスプレッドがなく、代わりに新規注文の取引手数料が一般にかかります。
maker | −0.025% |
taker | 0.075% |
オーダーブックに自分の注文を載せると、makerと呼ばれ、マイナス手数料(表の赤い部分)になります。
マイナス手数料だと取引した量の0.025%が自分に入る計算です。
払うのではなくて、もらえるということになります。
次に、ポジションを持った時にかかる手数料を比較してみます。
新規で注文をしたあと、決済するまでにかかる手数料です▼
- BitMEXは8時間ごとに資金調達料として取られる
- CryptoGTはスワップとして1日ごと(日本時間朝6時ごと)に取られる
もちろん期限・時間までに決済をすれば手数料を取られることはありません。
※BitMEXでは決済の期限がない無期限の商品だけ資金調達料がかかります。
ほか、期限のある先物商品にはこの手数料は発生しません。
資金調達料もスワップも変動し、BitMEXでは資金調達料にも一部マイナス手数料が適用されていることが特徴的です。
CryptoGTは通貨ペアがたくさんあり、スワップも違うため、一度取引前に公式サイトで確認しておくことをオススメします。
BitMEX(ビットメックス)とCryptoGT(クリプトGT)のメリットを比較
手数料面ではBitMEXがお得な場合があります。
特にマイナス手数料も採用されているので、トレードに慣れていけばいくほど、お得にトレードができる機会もあると思います。
ちなみに紹介リンクから登録をすると、半年間だけですが、手数料が10%オフになるというシステムがあります。
紹介リンク▼
CryptoGTも同じく紹介システムがあり、誰かを紹介してその誰かが取引をするとスプレッドの内から報酬をもらうことができます。
ただBitMEXのように紹介された人が手数料割引を受けることはできません。
CryptoGTは通貨ペアで48種類と投資する対象が豊富なわけですが、アルトコインの方は平均してスプレッドが大きいです。
もしビットコインのFXをやるということであればBitMEXのほうが手数料的にお得です。
次に、取引ツールですが、BitMEXの場合、ブラウザを使って取引をすることになります、特にスマホにも最適化がされているとはいえ、少々、文字が小さかったり、チャートが見にくかったりと、人によっては不便に感じる場合があるかもしれません。
CryptoGTはMT5という高性能のスマホアプリを利用できるので、快適に取引できますね。
あとはレバレッジに違いがありましたが、BitMEXでがビットコインの商品のみ最大が100倍で、CryptoGTは全てのペアで最大200倍なので、高いレバレッジで取引をしたい場合、CryptoGTが断然良いですね。
どちらが良いということがはっきりいえない状況なので、実際にトレードしやすいほう、ご自分の投資スタイルにあったほうを選ぶといいです。
CryptoGTについては、デモトレードで本番同様の状況で取引の練習もできますよ。
初心者にはBitMEX、CryptoGTどちらが使いやすいか?
仮想通貨FXなどやったことがないという方には、BitMEXのほうが若干ではありますが、おすすめです。
CryptoGTは、デモトレードがあり、わかりやすい日本語でのルール説明がサイトに載っており、サポートも日本語対応と、
初心者でも取引に入りやすいのですが、
MT5での操作方法を覚えたり、取引する単位であるロット数やスプレッドのことも気にする必要があるため、わかりにく部分もあるかと思います。
その点、BitMEXのほうがシンプルです。
アルトコインやトークンも含め、全ての商品に対して、ビットコインを使って投資しますしね。
取引画面にある計算ツールも使いやすく損益の状況が把握できます。
ただ、取引自体にはある程度なれる必要もありますし、トレードのときに出てくる用語について意味を知っておく必要はありますね。
使い方については▼


まとめ
2018年は仮想通貨は下げ相場となりました。
それによって仮想通貨FXを新たに始める人もいました。
仮想通貨FXは、現物取引よりも複雑に見えますが、取引のルール自体はとても簡単です。
まずはデモトレードを利用したりして、自分なりにチャートを読んだり、相場を読んでみたりするのも面白いと思います。
- 海外の取引所BitMEX・CryptoGTでは仮想通貨FX・先物取引ができる
- レバレッジは、BitMEXで最大100倍程度、CryptoGTは最大200倍程度
- BitMEXは、8種類の仮想通貨で13くらいの投資商品が用意されており、CryptoGTは9種類の仮想通貨通貨で通貨ペアは48種類
- BitMEXで取引に使えるのはビットコインのみ、CryptoGTではビットコインだけでなくアルトコインも使える
- BitMEXがブラウザからサイトでの取引、CryptoGTはMT5というアプリを使う
- CryptoGTはスプレッドがBitMEXよりも大きい、BitMEXは取引手数料としてmakerの場合マイナス手数料を採用
- ポジションを持つ間に発生する手数料は、BitMEXでは資金調達料といい、CryptoGTではスワップという
- 資金調達料は変動していて8時間ごとに発生、スワップは朝6時を持ち越した場合に発生
- 手数料的には一般的にBitMEXのほうがお得
- 初心者には、どちらかといえばBitMEXのほうが使いやすい印象
BitMEXの公式サイトはこちら▼
CryptoGTの公式サイトはこちら▼
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