レバレッジ取引(FXなど)をするにはどこの取引所がいいのか?
今回はGMOグループが経営する国内のGMOコイン、
そしてビットコイン取引量世界トップクラスの海外BitMEXを比較してみました。
最後のほうで、初心者の方には、どちらがおすすめなのかも解説してみます。
特典としてまず最初に言っておくと、BitMEXの登録は下のボタンからの登録で6ヶ月間、取引にかかる手数料が10%割引。
メールアドレスの登録からです▼
一方、GMOコインのキャンペーンとしては、口座開設が終わったらビットコインがもらえます。
Contents
GMOコインとBitMEXの登録から取引までの流れを比較
GMOコインは口座開設後、日本円を入金。
そして、仮想通貨FXまたはレバレッジ取引へ。
メニュー画面▼
(FX専用のアプリビットレ君もリリースされています)
BitMEX(ビットメックス)は登録後にビットコインを入金。
(国内などの取引所の自分のウォレットなどからBitMEXへビットコインを送金すればOK)
そしてレバレッジ取引ができます。
スマホ画面の上部から投資商品を選択可能▼
BitMEXは登録方法がメールアドレスの登録などですぐにできるので、ラクです。
ビットコインの送金時間は状況によりまちまちですが、早くて登録初日から取引ができます。
GMOコインは日本円の入金ですぐに取引が始めれますが、口座開設に多少時間がかかるので注意。
ただ、口座開設完了の時間の目安は1週間程度です。
登録方法はこちら▼


GMOコインとBitMEXで投資できる銘柄・商品を比較
GMOコイン | BitMEX |
仮想通貨5銘柄 | 仮想通貨8銘柄(トークン含む) |
BTC・ETH・BCH・LTC・XRP | BTC・ETH・BCH・LTC・XRP・ADA・EOS・TRX |
「将来の価格の上下を予想する」レバレッジ取引。
この2つの取引所では、ビットコインだけでなく、アルトコインも取引できます。
国内ではビットコインFXがほとんどで、アルトコインの取引ができるのはDMMとこのGMOくらいです。
銘柄が多いと、投資する機会や利益を狙うチャンスは一般に増えます。
アルトコインは大きく値上げすることもあるし、ビットコインとは違った値動きをするときも多々ありますからね。
例えば2018年11月時のビットコインを見てみると、相場がほとんど前月あたりから動いていません。
相場が動かないとあまり利益が期待できませんが、ビットコインキャッシュやリップルなど時価総額の高い仮想通貨には動きがありました。
リップルだと2018年11月初日からの1週間で一時20%以上の上昇(約50円から60円台へ)
bitbankのチャートより参照
BitMEXでリップルをレバレッジ20倍で、10万円分のビットコインを投資したとすると、
40万円くらいの利益が出た計算になります。
ちなみにこれが逆の動きをしたとしても、売り(ショート)を入れれば下がった分、儲けが出ます。
GMOコインとBitMEXのスプレッド・手数料を比較
重要なのが手数料。
レバレッジ取引では
❶最初の買い・売り注文(ロング・ショート)のとき
❷注文後のポジション(建玉)を持っているとき
❸決済をするときに手数料が発生するのが一般的です。
まずは❶の手数料を比較しますね▼
GMOコイン | BitMEX |
無料(ただしスプレッドあり) | maker:–0.025% taker:0.075% |
GMOコインでは手数料自体は無料ですが、結局実質手数料と呼ばれるスプレッドの負担があります。
BitMEXはほぼスプレッドがありません。
2018年年末でいえば、GMOコインはスプレッドを小さくする期間限定のキャンペーンをやっていますが、スプレッドはなくなったわけではありません。
これに対し、BitMEXではmaker(メイカー)になるとお得。
taker(テイカー)の場合は、手数料がかかります。
メイカーとテイカーについてはこちら▼

GMOコインとBitMEXのスワップ、ポジション料など(資金調達料)を比較
❷と❸の手数料を比較します。
ポジション(建玉)を持っていると、
BitMEXでは”資金調達料”が、GMOコインでは”レバレッジ手数料”がかかる場合があります。
GMOコイン | BitMEX |
0.04%/日 | 8時間ごとに変動(マイナス手数料あり) |
BitMEXでは8時間ごとに手数料が変わるのですが、
11月初日の某時間でいくと、
ビットコインのFXで、ロング→0.01%、ショート→-0.01%
ここでもショートのときマイナス手数料が採用されています。
GMOコインでは1日ごとに、つまり朝6時をまたぐと、注文した数量分の0.04%の手数料が発生します。
もちろんGMOコインでもBitMEXでも手数料が発生する時間をまたがなければ、手数料は発生しません。
最後の手数料、❸の決済にかかる手数料ですが、
BitMEXでもGMOコインでもかかりません。
ただ、GMOコインのFXでは、決済時にも取引所よりも割高のスプレッドがあるので実質手数料が取られます。
また、BitMEXで期限がついた商品で期限までに決済をしなかったら決済手数料が発生するので注意です。
GMOコインとBitMEXのレバレッジを比較
ここからはレバレッジを比較してみます。
レバレッジが高いと、少ない証拠金でも投資効果が大きくなるのでそれだけ利益も大きくなります。
GMOコイン | BitMEX |
・レバレッジ取引(BTCのみ) 10倍
・仮想通貨FX BTC 5倍か10倍を選択 アルトコイン 5倍 |
ビットコイン 最大100倍
イーサリアム 最大50倍 ライトコイン 最大33.3倍 その他 最大20倍 |
GMOコインはレバレッジ取引とFXとに別れていますが、レバレッジ取引はビットコインのみの取引板形式のレバレッジがかけれる先物取引をいい、仮想通貨FXは、ビットコインとアルトコインでレバレッジがかけれる取引をいいます。
比較するとわかるように、レバレッジはBitMEXの方が高い倍率になっています。
あとはレバレッジの倍率で用意しないといけない証拠金(コスト)にも違いがでます。
例えばビットコインを1枚(時価=100万円)分の取引をしたいとき、レバレッジが10倍だと10万円証拠金を用意することになり、100倍だと1万円用意することになります。
GMOコインとBitMEXの取引方法などを比較
GMOコインの仮想通貨FXは、
ビットコイン・アルトコインともGMOコインとの相対取引(販売所の形式)になります。
販売所の形式だと、スプレッドが大きいなどのデメリットもあります。
BitMEXではユーザー同士の取引(取引所の形式)になります。
オーダーブックを見ると、ユーザーさん達がいろんな価格帯で注文をしているのがわかります▼
左側が価格ですね。
(BitMEXのPCサイトより)
ただ、GMOコインもレバレッジ取引(BTC)に限り取引所形式をとっています。
次に、取引をするためのツールの比較ですが、
GMOコインはFX専用のアプリ「ビットレ君」がリリースされていますし、もう一つ標準のアプリも用意されています。
もちろんサイトでパソコンからの取引も可能です。
BitMEXはスマホアプリがありませんが、取引サイトがスマホに最適化されているため、
スマホからでも取引ができるようになっています。
ただスマホだとチャートが見にくいです。
パソコンからやるにせよBitMEXの公式サイトから取引をすることになります。
初心者にはBitMEXとGMOコインどっちがおすすめか?
迷いどころではあるものの、
BitMEXのほうが手数料が安いのでおすすめです。
とくに初めての方はビットメックスの注文画面などを見てもよくわからないところもあるかとは思います。
BitMEXの公式サイト(取引画面が見れます)はこちら
ただ、そんなに難しいことが書かれているわけではありません。
覚えることも少なめです。
要は画面の見方や操作に慣れてしまえば、マイナス手数料もあるし、スプレッドも小さいのでお得な取引ができるということです。
それと高いレバレッジでリスクがあるので、敬遠される方もいるとは思いますが、
レバレッジの倍率の設定を細かく自分で設定できるので、状況に合わせ低いレバレッジも可能となっています。
取引の流れや操作方法を知りたい方はこちら▼

まとめ
概要的なところを比較してみました。
GMOコインだと日本円での取引が可能、スマホアプリから簡単に取引ができるという特徴がありますが、
BitMEXよりは手数料が割高です。
BitMEXでは、makerの場合は、マイナス手数料としてボーナスももらえますし、資金調達料にもマイナス手数料が採用されています。
- GMOコインもBitMEXでも仮想通貨FXと先物取引が可能
- GMOコインは、5つの銘柄を取引可能、BitMEXでは8つの銘柄で取引が可能
- GMOコインの注文手数料は無料だが、スプレッドがある、BitMEXはmakerの場合、マイナス手数料が適用される
- ポジションを持つと、GMOコインはレバレッジ手数料が、BitMEXでは資金調達料がかかる場合がある
- GMOコインのレバレッジ手数料は、日毎で0.04%、BitMEXの資金調達料は8時間毎の変動制
- 決済の手数料は無料、ただしGMOコインのFXではスプレッドがある
- 初心者の方には手数料が安いのでBitMEXがおすすめ
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