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時価総額ランキング2位のイーサリアムとは?
ビットコインに次ぐ時価総額ランキング世界第2位の人気仮想通貨がイーサリアム。
時価総額は
イーサリアム1枚の価格×発行枚数。
今回はイーサリアムの特徴や将来性など、そしてどこの取引所で買ったらいいのかを説明します。
イーサリアム(ETH)を知る上でポイントとなるのが、
プラットフォーム
スマートコントラクト
この二つはビットコインにないイーサリアムの大きな特徴です。
ヴィタリックという人物が18歳という若さで考案した「イーサリアム」。
その特徴をわかりやすく説明していきます。
イーサリアムの特徴
イーサリアム最大の特徴は、
プラットフォーム型通貨ということです。
イーサリアムは通貨の名前であって、プラットフォームの名前でもあります。
身近な例でいうと、iPhoneのitunes storeやgoogle playなどですね。
つまり、イーサリアムというプラットフォーム(場)で様々なアプリケーションが生まれてきます。
可能性は無限大です。
イーサリアム上で、いろんな人が面白いアプリケーションを開発することが可能です。
一例として、
「クリプトキティーズ」、
「仮想子猫」などと訳されています。
バーチャルな猫を育てていくことができて、しかもその猫を買ったり、売ったりできるものです。
中には何百万円、何千万円、何億で取引された猫がいます。
イーサリアムを用いることで、単にオンライン上で猫を育てるコンテンツ(ゲーム)とは違った特徴をもっています。
スマホからサイトへアクセスすると、こんな画面が飛び込んできます。
つぎに
・イーサデルタ(EtherDelta)
仮想通貨の取引所のことです。
これも、イーサリアムから生み出されたもの。
特徴として例えば、仮想通貨って次々と開発されてきているんですが、マイナーな通貨が買えたりします。
今ではメジャーなビットコインも開発当初は、価値がかなり低いものでした。
マイナーゆえに価値が低い(低価格)のですが、将来価値を見込んだ上で大きなリターンを狙うことが期待できます。
何か価値が付加されると、とたんにその通貨の価値が上昇していくというのはよくある話ですね。
イーサリアムの使い道
イーサリアムは送金が早く、ICOの参加に使われたりしています。
新しい資金調達の方法が、このICO(initial coin offering)。
今では、映画やアニメの制作、あるいは起業資金の確保などの目的でICOが使われています。
海外では盛んになってきましたし、日本でも歌手のGacktさんがこの手法を使うことを発表、マスコミで取り上げられました。
Gacktさん参画のICO『スピンドル』
【ミッシングピース】
※芸能人生命を掛けて仕掛けた未来計画!「事業家Gackt」の驚愕のビジネスセンス
2018年の最大の目玉の一つがGACKTコイン#GACKT #仮想通貨
https://t.co/fC6brSNMd9 pic.twitter.com/zskhGiSpoU
— もぐりん速報 (@mogurinsoku) January 14, 2018
また、他にもイーサリアムの使い道はたくさんあります。
通貨としての使い道としてだけではなく、記録や契約を残すために使うことができるのです。
その秘密は、『スマートコントラクト』という技術によるもの。
例えば、この技術で次のようなことができる可能性があります。
★賃貸借契約に活用した場合
スマートコントラクトを活用すれば、不動産会社の仲介なしで、大家さんと借主が直で賃貸契約を結べますので、仲介手数料というものがなくなります。
家賃の支払いも同様、スマートコントラクトで滞納=契約解除。大家さんにとって安心なばかりでなく、借主にとっても、退去時に敷金が返って来ない、ということがなくなります。
これまでは、不動産会社が間に入って、知らない者同士の取り引きを「見張ってもらう」ことで、安全対策をしていたわけですが、
スマートコントラクトは、それ自体が契約事項をプログラミングし、状況を検閲、公開するシステムなので、取引の手間を省いてくれます。
手続きの手間を省けるから速い、
便利→スマート、約束事のことを英語で→コントラクト。
将来性のある技術ですよね。
イーサリアムの価格とチャート
イーサリアムの単位は1ETHと表します。
今までどんな価格の動きをしてきたのか説明しますね。
はじめは、100円もいかない程度の価格でした。
しかし、、
『仮想通貨元年』といわれた2017年に1万円分のイーサリアムを買っていたら、約80倍以上、つまり80万円以上に
なった計算になります。
チャートを見ましょう(国内の取引所bitFlyerより)
左側の数字(50000とか100000とか)は、価格です。
全体を通してみれば確実に価格は上がってきています。
とにかく価格が短期で激しく上下しているのも見て取れると思います。
過去には、”DAO事件”の影響で価格が下落する局面もみられました。
2016年6月に起こったファンド資金盗難事件。The DAOがスマートコントラクトを使用したクラウドファンディングで150億円を集めたものの、バグにより、資金の3分の1を盗まれてしまい、仮想通貨界に衝撃を与えた。
2017年3月以降頃からは大きな値上がりを見せていきます。もっともその後も上下落を繰り返します。
そして、年末にかけてはさらに上昇。
赤い丸で囲ったところが一番高く尖っていますね。
1ETHが15万円を越しています。
最後に3カ月ごとの価格を表にしてみます▼
2017年9月1日 | 約38300円 |
2017年12月1日 | 約46900円 |
2018年3月1日 | 約85700円 |
2018年6月1日 | 約57300円 |
<CoinMarketCapで掲載の価格を参考にしています https://coinmarketcap.com/ja/ >
イーサリアムの将来性
イーサリアムの将来性はかなり明るいと考えます。
その理由はイーサリアムの特徴である
●プラットフォーム型である
●スマートコントラクト技術の多様性からです。
個人的にはビットコインが終焉したとき全ての仮想通貨は滅びると思っているのですが、イーサリアムの場合は、この技術により生き残る可能性があると思えるほどです。
つまり、ビットコインとはまた違った可能性を持った仮想通貨ということです。
すでに、ほかの仮想通貨でも、上のような技術を使い始めたりしていますが、イーサリアムは本家本元的な存在。
システムの弱点などを克服し、技術をより進歩させてくる可能性が高いです。
★将来的展望
金銭のやりとり+契約事項のプログラミングという、イーサリアムの強みを生かせる場所は、ちょっと想像してみると、たくさんありそうです。
たとえば、住まいの賃貸契約など。
もし、スマートコントラクトを活用すれば、不動産会社の仲介なしで、大家さんと借主が直で賃貸契約を結べますので、まず仲介手数料というものがなくなります。
家賃の支払いも同様、スマートコントラクトで滞納=契約解除。大家さんにとって安心なばかりでなく、借主にとっても、退去時に敷金が返って来ない、なんてことがなくなるわけですね。
他にも、雇い主がアルバイトにイーサリアムで給料を支払う、ということが行われるようになれば、最初に提示された労働条件と違う、等のブラックバイトが一掃される可能性もありますね。
イーサリアムがお得に買える・初心者の方にもおすすめできる取引所
イーサリアムは国内のほとんどの取引所で購入することができます。
●コインチェック
●ビットフライヤー
●ザイフ
●ビットバンク
●GMOコイン
中でも
- ビットバンク
- ビットポイント
がおすすめですね。
コインチェックやビットフライヤーで購入する場合は販売形式になるので、割高になります。
どういうことかというと、販売所から直接購入することになるのですが、時価よりも上乗せされた価格で買わないといけないからです。
それに対して、上のビットバンク、ビットポイントは取引所なので、売りたい人がそれぞれに値段を決めるんです。
一律に値段が決まってないんですね。
なので、販売形式より、安く買えます。
※2018年9月末までイーサリアムを含む全銘柄で取引手数料が無料!
※キャンペーンに関係なく、取引手数料が無料。初心者の方向けのアプリもあり。
まとめ
- イーサリアムは仮想通貨の中でも人気が高い
- イーサリアムはプラットフォーム型の通貨であり、スマートコントラクトを用いることで、ビットコインとは違う特徴をもつ
- プラットフォーム上でさまざまなアプリケーションが企画されている
- スマートコントラクトは、今注目の技術で、われわれの生活にも関わってくる可能性がある
- スマートコントラクトは、簡単に言うと、契約に関する様々な手続きを自動的に処理する仕組み
- その技術が世の中に浸透していく可能性が高いため、将来性がある
- 国内のほとんどの取引所で取り扱いがあり、ビットバンク、ザイフは手数料の安さも含め、とくにオススメ
スマートコントラクトにみられる技術は今後もさらに注目を集め、発展していくことが予想されるところ。
仮想通貨に興味がある方は、イーサリアムの目立った存在感から注目している人もたくさんいることと思います。
数ある仮想通貨の中でも、とくに期待が大きいので今後の価格の動きに注意したいですね。
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