GMOコインの基本情報
影響が大きかったNEM流出問題。
SBIをはじめ各取引所はセキュリティにかなり慎重になっているのがわかります。
今回はGMOコインが、どんな対策をやっているのか解説します。
◉基本情報
・運営会社 | GMOコイン(株) |
・免許 | 金融庁登録 |
・設立 | 2016年 |
・所在地 | 東京都渋谷区 |
・資本金 | 17.58億円 |
主な株主が、東証一部上場のGMOインターネット(株)。
GMOインターネットのセキュリティのノウハウも取引所の運営に生かされています。
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GMOコインのセキュリティ対策について
たとえ千円、一万円分の仮想通貨であっても、大事な資産です。
万が一のことは急に起こったりするので、セキュリティのことは頭に入れたほうがいいです。
GMOコインのセキュリティ対策を3つにまとめます。
- 顧客の資産を分けて管理する
- コールドウォレットの用意とウォレット間移動を複数名が監視する
- サイバー攻撃に対処する
図も使いながら、説明しましょう。
まず、顧客資産の分別管理について
GMOコインのお金とお客さんから預かったお金は別口座へ。
仮想通貨もきちんと分別します。
会社による流用は防ぎたいからですね。
次が、コールドウォレットとマルチシグ。
ネットワークをつたってくるハッキングを防ぐため、オフライン(コールド)のウォレットを用意しています。
できるだけこのコールドウォレットで仮想通貨を保管。
さらに、利便性のあるホットウォレット(オンライン)へ移動させる際に、複数の部署によるチェックがされます。
万が一のことを考えて、ホットウォレットへの移動を慎重にするためです。
ウォレットに関係するはなしで、マルチシグも採用。
複数の鍵を準備しておくことで、ひとつの鍵しかない状態よりもより高いセキュリティのレベルを実現。
そして最後にサイバー攻撃の対処方法を考えています。
知ってるかもしれませんが、サイバー攻撃の怖さのひとつが、アカウント乗っ取り。
GMOコインでは、対策としてリスクのある場面で2段階認証を要求しています。
2段階認証は、われわれお客側が設定するものです。
しくみはカンタンで、パスワードを二つにするイメージです。
具体的には、以下の場面で2段階認証を絶対にしなければなりません。
- いつもと違う端末でログインするとき
- 日本円を引き出すとき
- 仮想通貨を送付するとき
まとめ
勝手にアカウントに入られて仮想通貨を誰かに送られてしまったということが、ごく少数ではありますが見られたのですが、今後は減っていくはずです。
各取引所は信用を守るため、セキュリティのレベルを高めています。
わたしたちのほうでも2段階認証など注意をしておきましょう。
- お客さんから預かった資産や保有する仮想通貨は、会社のものとは別のところで保管
- コールドウォレットからホットウォレットへ移動の際はとくに注意している
- マルチシグでは、各鍵を別々のところで保管
- リスクの高まる場面での2段階認証必須化
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