リスクとは
この記事ではリスクについて、初心者の方向けにわかりやすく解説します。
時価総額は約2800億円でランキング19位のリスク(LISK)。
海外でも将来の期待度が高く、海外の多くのサイトで今後値上がりするアルトコインとして取り上げられています。
参考元:https://smartereum.com/ https://cryptorecorder.com/ など
プラットフォームと通貨の両方の顔を持つリスク。
プラットフォームとしてのリスクは、他の仮想通貨にない特徴をもっています。
また、スマートコントラクトという技術を採用していることも有名です。
私の場合は、コインチェックやビットフライヤーでリスクを買いました。

リスクの特徴
★基本情報
公開年 | 2016年 |
開発元 | Lisk財団 |
通貨単位 | LISK(LSK) |
発行上限枚数 | 上限なし |
アルゴリズム | DPoSなど |
LISKは”リスク財団”のマックス・コーデックス氏により開発されました。
発行できる枚数に上限はありません。
そしてリスクはプラットフォームだと言いましたが、くわしくは
分散型アプリケーションプラットフォームです。
分散型とは、「中央集権」の逆です。
中央の機関(管理者)がいない、つまり各個人が中央機関を通さずダイレクトに結ばれていることを意味します。
要は、リスクというプラットフォーム上で各人が自由にアプリケーション(ソフト)を開発したり利用ができます。
リスクは他にも特徴をたくさんもっているのでまとめます。
- サイドチェーンを採用
- スマートコントラクトを採用、記述する言語にJavascriptを使っている
- DPoSというアルゴリズムを使っている
サイドチェーンの前に前提となるブロックチェーンを説明します。
くわしくはこちら▼

ブロックチェーンはよく「取引台帳」と例えられますが、【AさんがBさんに、ある仮想通貨をいくら送金した】などの取引データをブロックに記録するしくみ。
イメージでは、ある程度データがたまる、あるいは、一定時間経つと、次の新しいブロックが作られて、またそこにデータを入れていきます。
ブロックができあがるときに承認(マイニング)がおこなわれます。
こうしてできたブロックたちをチェーンでつなぎます。
上でまとめた3つの特徴の説明をここから加えていきましょう。
リスクではブロックチェーンがメインとサイドの二本立てです、サイドチェーンはメインチェーンとリンクしています。
そして、アプリケーションの開発はサイドチェーンで行われるんです。
メインのほかにサイドを使うことで、取引の処理能力(取引の速さなど)が上がります。
アプリケーションごとに用意されたサイドチェーンで処理(承認など)をすれば、メインにデータが集中して処理が遅くなることを防げるからです。
さらに、スマートコントラクトをサイドチェーンに盛り込みます、さきほど挙げたJavascriptでスマートコントラクトを記述していくんですね。
イーサリアムではスマートコントラクトの記述にあまり一般的でない言語が使われますが、リスクでは利用者の多い有名な言語を使っていますので、開発がしやすい環境になっています。
スマートコントラクトについてはこちら

そして、承認(マイニング)のときに使われる仕組みがDPoSです。
これはリスク保有者が101人の承認者を選び出して、その101名に承認をする権利が与えられるもので、承認の報酬として新たにLSKが発行されます。リスクでは
これをマイニングと呼ばず、
フォージングと呼んでいます。
リスクの使い道や将来性
2018年2月にはリブランディングが行われる予定です。刷新するんですね。
もしかしたらLiskという名前が変わるかもしれませんし、これによりLiskのシステムがもっと技術的に利用しやすいようになるといわれています。
また、大きなトピックとして、Windowsで有名なマイクロソフト社とパートナーシップが結ばれています。
マイクロソフトのクラウドサービスである「Azure」にリスクの機能が取り入れられる予定です。
LISKに期待してるのは、まさしく「使われるため」の通貨を目指している所。サイドチェーンの利便性とかアピールされてるけど、やっぱり特にWEB業界に馴染みのあるJavascriptが使える所、Microsoftが支援している所か。
XBOX Liveで使えるようになったりとか妄想できる。— akitaka@仮想通貨 (@akitaka_crypto) December 28, 2017
LISKおさらい2
・マイクロソフトとパートナーシップを結んでいる銘柄
・Microsoft Azureとの連携を進めている
・三井住友銀行はMicrosoft Azureを採用している
・LISKはドイツの仮想通貨であり昨年12月ビットフライヤーはルクセンブルクにEU拠点を作った— みずくさちゃん (@antaeusookuwag1) January 5, 2018
リスク上に開発者がたくさん集まれば、面白いアプリケーションが生まれる可能性があります。
また技術面が今後さらに進歩すると、開発者もその技術を信頼して集まってきます。
マイクロソフトという大企業と組んでいることも、リスクの将来性をみる上ではやはり大きいですよね。
リスクの価格とチャート
取引当初は、200円ちょっとで、今は2500円ほど。
現在までに約10倍以上のパフォーマンスを上げたことになります。ほとんど値が動かなかったのが、2017年後半になると値上がりします。
12月の半ばまでは1000円あたりを推移していて、半ばから急上昇し、末には2400円くらいになりました。
2018年の1月に入ると、さらに上昇し、一時3900円を超しています。
1月の半ばにはビットコインをはじめ仮想通貨が暴落しました。
リスクも値を下げましたが、その後、短期的に上昇する場面が何度もあり、長期的にみると当初からは上昇傾向にあります。
リスクが買える取引所
BITTREX、Binance、Poloniexなどメジャーな取引所で手に入れることができます、いずれも海外の取引所です。
国内では、コインチェック、ビットフライヤーがあります。
仮想通貨を始めたばかりの人には国内の取引所がおすすめです。
ここでは最大手のビットフライヤーをおすすめします。
何よりセキュリティの評判が良いですし、ユーザー数も資本金もトップ。
ですので、これから投資を考えている初心者の方には、ビットフライヤーを選ぶのがベストです。
徐々に慣れてきたら、手数料の安い海外の取引所(Poloniexなど)に手を広げていくというのもいいでしょう。
海外には手数料が安い取引所もありますからね。お得です。
リスクの購入方法はこちら▼

まとめ
- リスクは分散型アプリケーションを動かす土台となるシステムである
- リスクはブロックチェーンとして、メインチェーンのほかにサイドチェーンを用意している
- サイドチェーン上にアプリケーションのコードやスマートコントラクトが書かれる
- 採用する言語はJavascript(ジャバスクリプト)なので、アプリ開発がしやすい環境になっている
- 大企業もリスクに注目しており、将来性は明るい
- 価格は、10倍以上になっており、今後も値上がりは期待できる
リスクについて解説してきましたが、投資を考えている方は、今後のニュースにも注目してください。
Twitterなどでも十分に情報は仕入れることができます。
2018年からは大幅な刷新が図られる予定ですので、その動きも要チェックです。
アクセスしていただきましてありがとうございました。
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